福岡北ライオンズクラブが取り組んでいるアクティビティのひとつ、YCE事業として、このたび受け入れたフィリップ君(17歳)が7月21日、スロバキア共和国から来福。24日間の日程で、1Zの他クラブも含め、北クラブ会長のL西島邸を中心にホームステイし、日本、福岡の伝統文化を学んだり、日本らしいおもてなしを体験した。
12日は、夏の博多を象徴する博多山笠の追い山ならしを見学。フィリップ君は地元ネットニュースの取材に対し「私の国には、こんなお祭りはない。本当に面白かったです」と興奮気味に答えていた。13日はホテルモントレ ラ・スール福岡で公式歓迎会。会員や、家族も加わって、温かな交流を深めた。14日は、元会員だった故人、高取焼14代亀井味楽(本名亀井源八郎氏)の息子さんが後を継いだ亀井味楽窯や、紅葉八幡神社、ヤフオクドームなどを見学。その後も、福博の町に息づく伝統文化施設や近代的な施設などを精力的に見て回り、充実したYCEプランを満喫した様子だった。
YCE事業は、ライオンズクラブのスポンサーの支援によって、日本から海外へ、海外から日本へ、交換留学の機会を作って、若い世代の国際交流を促進するのが目的。訪問国の歴史や文化をその目で見て学ぶだけでなく、期間中に一般家庭にホームステイすることで、リアルな日常生活を体感する。若い感性で国際交流の重要性を認識し、親睦や協調の精神を自然に醸成させていくことで、将来、健全で公正な世界平和に寄与することが期待されている。福岡北ライオンズも、事業の重要性に鑑み、積極的に活動を進めている。